キャバクラと聞くと一体どんなイメージが思い浮かびますか?バッチリメイクと派手なネイル、綺麗なドレスを着てお客様と楽しくおしゃべりするというイメージは決して間違ってはいません。
お客さんのお酒の相手をするのがキャストの役割ですし、華やかで美しく、豪華で男性からチヤホヤされる仕事のように見えます。
けれど美しく豪華な世界のように見えても、裏ではいろいろな努力が必要なのです。
ここでは華やかな世界・キャバクラがどんな仕事なのかをまとめています。
キャバクラでの仕事内容について
お客さんにとにかく楽しく気持ちよくお酒を飲んでいただく、そのお手伝いをするのがキャスト(キャバ嬢)のお仕事です。
楽しく気持ちよくなってもらうためには、まずキャストのルックスが重要になります。
特別美人でなければならない、というわけではありませんがきちんとしたへアメイクで接客するのはもちろん、ドレス着用(お店によって制服着用やコスプレあり)は当たり前。
笑顔で接することやお客さんの話しに耳を傾けることは基本ですね。
さらに注文に応じて水割りなどのお酒をつくる、おしぼりの提供やおつまみの注文をスタッフに伝え、タバコに火をつけたり灰皿を用意したりと細かい部分の気配りは必要なんです。
また接客のマナーとは別に、指名客を獲得する努力をしなければなりません。
指名客とはつまり、あなたのファンをどれだけ増やせるか?ということ。
場合によっては色恋作戦で疑似恋愛をしている気分を盛りあげなければなりませんし、豊富な話題で場を盛りあげ「また○○ちゃんと飲みたいな~」と言わせなければ指名客を増やすことはできないのです。
とりあえずお客さんの隣に座ってお酒をつくるだけの仕事ではない、ということは分かっていただけると思います。
ドリンクバックを狙ってドリンクをおねだり
キャバクラでの売り上げのひとつに、キャストが飲むドリンク(ソフトドリンクやお酒)があります。
キャバクラではキャストは自分で飲むドリンクを自腹で支払いません。
必ずお客様がドリンク代を支払います。
このときのドリンクですが、どんなに安い飲み物でも最低でも1,000円以上はかかります。
ボッタクリバーと呼ばれるお店では、女の子が飲むドリンク代を1杯1万円以上という高額に設定しているケースも。
どちらにしてもこのドリンク代がお店側の売り上げになるわけです。
キャストの側からみればドリンクをたくさん注文してくれるほど成績があがり、時給や能力給に反映されます。
ドリンクバックを狙って上手におねだりすることもキャストの仕事のひとつ。
他にも仕事が終わったあとにお客様へお礼のメールを送ったり、ラインでイベントのお知らせをしたりと常連客獲得のために地道な努力が必要なんですね。
ぼーっとしていては長く仕事ができない世界です。
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